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太陽の牙ダグラム最終回!36年かかってやっと見ることができました

投稿日:2018年4月4日 更新日:

Amazonプライム・ビデオで何か面白そうな動画を探していたとき目を疑いました。

なんと「太陽の牙ダグラム」があるではないですか!

このいわくつきのロボットアニメ。

私の記憶は遠く36年前にさかのぼるのでした。

 

太陽の牙ダグラムはリアリティを追及していた

時は第一次ガンダムブームの真っただ中。

機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「戦闘メカザブングル」ときて遂に「太陽の牙ダグラム」の放映が開始されました。

このアニメの良さを一言で言うとリアリティの追及

主人公機ダグラムはすぐに燃料がなくなるわ、移動するときはトレーラーに横たわせて運ばなければならないわ、敵のコンバットアーマーはヘリで輸送するわ。

そもそもロボットは空を飛んではいけないと思うのです。

重力の制約があってこそのリアリティ。

あんな重い鉄の塊が空を飛ぶわけがありません。

ファーストガンダムが面白かったのはそのへんにもあると思います。

シャアザクが重力にまかせて降下しながら戦うシーンなんてとてもカッコよかった。

ダグラムもジャンプ力はすごいですが、空は飛べないのです。

 

第1話の冒頭でいきなり最終話の映像を見せられる

そしてそのダグラムですが、第1話の冒頭でいきなり最終話の結末と思しき謎めいた映像(荒野に朽ち果てたダグラム)を見せられるという渋い演出。

WHY?

なぜ?どのような経過をたどってダグラムは荒野で朽ち果てたのか?

当時好奇心いっぱいの小学生だった私は、ストーリーの続きが知りたくて木曜日がくるのが待ち遠しかった。

私だけではなく、友達みんなダグラムが大好きでした。ダグラム人気はガンダムを凌駕していたのです。

 

悲劇!第19話にしてダグラム最終回

そんなある日とんでもない事件が起こりました。

その日は木曜日、いつものように朝学校に行く前に新聞のテレビ番組表でニンマリしながら「太陽の牙ダグラム」をチェックしようとしたら、最終回を示す(終)のマークが付いているではありませんか。

はぁー?

まだ第19話で最終回のわけがなく、まったく意味がわからず私の頭は混乱しました。

学校に行くとその話でもちきりでしたが、だれも真相がわかりませんでした。

私も含めてほとんどの人が何かの間違いだとたかをくくっていました。

だってまだ19話ですから。

学校から帰宅して夜になり、放送時間になるといつものように「太陽の牙ダグラム」が始まりました。

タイトルは「包囲網を破れ」です。

エネルギー基地に逃げ込んだものの、連邦軍に包囲されてしまう主人公クリンたち。

ダグラムを解体して脱出を図ろうとするところでこの回は終わるのですが、今でもこのシーンをよく覚えています。

クリンの顔がアップになって、覚悟を決めた次のセリフ。

もう戻らない。僕はこの道を行く。

そして、いつものように次回の予告が流れました。

ほら、やっぱり最終回じゃなかったんだ。

そのときはそう思いましたが、実際は最終回でした。私の地域では。

私が住む阪神エリアでは、当初サンテレビという弱小ローカルテレビ局が「太陽の牙ダグラム」を放送していました。

しかし、テレビ大阪開局にともない、「太陽の牙ダグラム」の放送権は同局に移されてしまいました。

ここで問題発生!

私が住む地域にはテレビ大阪の電波はギリギリ届かない!

かくして、毎週木曜日を楽しみに楽しみにしていた「太陽の牙ダグラム」は第19話で本当に最終回になってしまったのです。

茫然自失、意気消沈。

大人の事情があるとはいえ子供にとってはあまりの仕打ちじゃありませんか。

たった19話。

その後、本屋でアニメージュとかアニメディアなどのアニメ雑誌にブッシュマン、アイアンフットなど新型のコンバットアーマーが登場するのを目にするにつけ、悔しくてしかたがなかった。

こういうの ↓ ↓ ↓

なぜなら私はデザートガンナー(クモみたいなカッコ悪いやつ)までしか見ていないのだから。

あの第1話の冒頭シーンにどうつながっていくかの謎もわからないまま。

そして私は中学生になり高校生になり大学生になり社会人になり、いつしかダグラムのことは忘れていくのでした。

 

当時同じような涙を流した同年代たちのツイート

 

Amazonプライム・ビデオで太陽の牙ダグラムと再会

そんなわけで、Amazonプライム・ビデオで「太陽の牙ダグラム」と再会したときはとても感慨深いものがありました。

さっそく第1話から視聴していきました。

暗ーい感じで始まるこのオープニング。覚えてます、覚えてます。

36年ぶりに見てまず思ったことは、しかたがないことですが絵が雑いです。

それと、ロッキーの後退した髪の生え際がやたらと不自然に思えました。

あと、名場面と呼べるものがほとんどないですね。

ガンダムにたとえるなら、アムロとランバ・ラルの一騎打ちのような印象に残るシーンです。

キャラクターの印象も薄いですね。シャアのように後世に残るようなキャラは登場しない。

ただ、第52話「アンディ鉱山攻撃命令 」のセリフの中に、森友問題で話題になった「忖度(そんたく)」という言葉が出てきたのには驚きです。

「行政官。失礼ですがそのように状況を忖度している時期はすでに過ぎていると思われますが。」

当時「忖度」の意味がわかる子供がいなかったのは言うまでもありません。今の大人でもわからないのだから。

まあ、36年かけてやっと最終回まで見ることができた「太陽の牙ダグラム」ですが、オッサンになってしまった今では見ていて当時のようなワクワク感はわいてきませんでした。

面白くないとは言いませんが、もう一回見ようとは思いません。

時の流れは無情です。

できれば、少年時代のワクワクしていたあの頃に見たかった名作です。

 

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